あと２日で満月

水の動きは、月の満ち欠けから逃れることはできませんです。
その為か、とても月が気になります。
不思議な引力のようなものが、心にも作用して、捕らえて離さないような。

まぁ実際にその引力は海を動かすほどのものがあるのですがｗ

ただ、それだけじゃなくて。
あの美しさには、逆らえない何かがあるような気がしますね。
ちょっと魔的な…そういう、心の引力が。

見ていると、嬉しくなるような、悲しくなるとような、楽しくなるような、切なくなるような。
月は心を様々に変化させます。

ううん、ちょっと違うんでしょうね、きっと。
そう、きっと、そのときの一番強く根を張る心理的なものを引っ張り出してくるんでしょう。
普段は見えてないものであっても。

満月の晩は特にそれが顕著になったりすることもありますね。

きっと月は鏡みたいなものなのでしょう。
心を映す面が大きくなればなるだけ、より確実に全てを映し出される鏡。

あの月をつかめたらいいのに、と思うこともあります。
空にあれば小さな、手のひらにすっぽりと収まってしまうそうな月。
それに鎖を通し、この身に飾ったら…どうなるだろう。

楽しみでもあり、怖くもありますね。
決して叶わない妄想ですけどｗ

月はこの手の届かない空にある。
目に見える大きさではなく、広い大地を抱えて。
私たちの夜を照らしながら…いつまでも、いつまでも…。

いつかあの星に行けたらいいな…。