異なる世界から

一枚の手紙が届く。

心

誰もいない草原。
強い風。
けれど今日は、この季節にしては暖かい。
咥えていた煙草を一旦口から離し、深く吸い込んだ煙を吐き出す。
煙は一瞬で風にさらわれ、いずこへともなく消えていく。

まいったな（苦笑

俺が茶室でしゃべるのは、かなり難しいとわかったよ。
特にカーシャ茶だとな。
どうも緊張して何も喋れなくなる。
ここではこれが最後になるかも知れねぇ。残念だ（溜息

まったく…。
この俺が緊張だとよ。
レイに聞かれたら笑われるな。

まぁ、せっかく行ったんだ。
できるところまでやってみるか

（夏の夜空を青銀に染めて、龍は滑るように飛んでいく

祭り、なんていうけど

そこに知り合いの名前を見たなら。

墓には花を 敵には…

何故だ！
何故お前がそこにいる！？

何故…

呪竜とか（ロスト視点

（7/24更新ごまかし）
それ自体を否定する気はない。
なぜなら、この世界の神が、存在することを許したモノだからだ。
この世界に属さない俺に、どうこう言えるものでもないな。

もしそれで落とされたとしても……むちゃくちゃ悲しむだろうとは思うが、それが世界の理なんだろう。
受け入れるしかないことだと思う。

ただな。

その悲しみを引き寄せるもの。
その理由。目指すもの。
そして、引き寄せるまでの経緯。

このあたりがポイントだと思うんだ。