淑女と自分とこの世界と

茶室でなんかの流れで淑女がどーのこーのという話になりました。
つい最近、別件でもこの話題をしたばかりだったのでなんだか不思議な気がしましたがｗ

淑女の意味を調べてみると。
気品のある、しとやかな女性。品格・徳行のそなわった婦人。レディー。

気品？　そんなものはありませんです。
しとやか？　賑やかなら好きです。
品格？　それってなんですか美味しいの？（ぉ　気高さも上品さも縁遠い気が…。
徳行？　徳の高い行いとか、あんまり私にはそぐわない気もしますね。

やっぱり私には合わないですね。
うん。

というか…。
冷静に、客観的に考えて、本当の意味で見返りを望まないで行動できる人って、世の中に何人いるでしょうか。
『喜ぶ顔が見たいだけ』
それもまた、見返りじゃないかな。
相手に喜んでもらいたいという、それこそがひとつの欲だと思いますです。

私の場合、人を助けることも、協力することも、やりたいからやるんですよね。
やりたくない場合はやらない。
もちろんあえて足を引張りたいとは思いませんけど。

好きな人と嫌いな人と、全く同じ用に接することもできない。
やっぱり、そこに自分の感情が入って、微妙な差異が発生するはずです。

他人に迷惑かけて生きることを楽しいとは思えない。
けれど、目的のためにとる行動が、結果的に誰かの迷惑になりかねない場合もあります。
そのときの私は、目的と迷惑の度合いを天秤にかけてしまうでしょう。
様々な要因を考えて、目的を優先することもあります。

そういう私が淑女を目指しても、それはうわべだけのものになりますですよ。
それは本当の意味で淑女ではないです（’’



とか言いつつも。
実際はそこまで厳密にしなくてもいいんだろうなとは思います（’’
自分が淑女を望まないというだけで、他人まで否定するつもりはありませんです。
客観的に淑女だなって思える人は結構いるんだろうと思います。

人間だから、マイナス面はどこかにあるでしょう。
けれどそれを自制して、人のために行動できる人は素晴らしいと思うし、尊敬しますですよ。