脱兎

すばやく逃げ出すことを言う言葉…でしたよね？

でも、なんで脱ぐ兎なんでしょう。
まだ抜けだす兎なら納得もできそうなんですけど（’’

まぁいいとして。
本日茶室にお邪魔して。
そのとき知り合いに背後取られて、ここんとこいつもの流れなんですけどね。
今回は取らせまいと、その場からさっと逃げて。
このときに私が脱兎という言葉つかったんですよ。
そしたら、「確かに逃げるのは早いな」と言われてしまいました（苦笑

（うぐっ）

とか思ってしまったでし（＾＾；
いやもう、ほんと時々意味深なんだからー。

あの子と私のこと、判ってて言ったのかなぁ。
というか、そうかもなー、うん。
仕方ないよね確かに逃げ出したんですもん。
喧嘩になるよりはずっといいと思ったし。
喧嘩に…なるのかな。
喧嘩というか険悪にはなりそうです。

たぶん、あの子はなんでこうなったのかを理解してないでしょうね。
目が覚めたらそうなっていた、という感覚かもしれない。
けれど本当はだいぶ前、彼女が眠ったことから始まってるんだけど…。

その間に知ってしまった。…自分がずいぶんと騙されていたこと。
私はあの子の言葉を信じ、何も悪くない別の知人を加害者と思い込んでしまっていた。
そして、それ以外にも周囲に語られた数々の嘘や、友人への許しがたい行動なんかも色々。

『身内には極端に甘い』…それはよく怒られる。私自身も自覚している。
私のどうしようもない欠点のひとつ。
知った事実を前にしても、あの子がそばにいたなら……それまでと同じく庇い続けたかも知れない。
身内という色眼鏡で見て、真実からは目を逸らす愚行に気付けないまま。

けれどあの子は長く眠ってて…そばにいなくて。
そして離れた立場から見てみて……自分の愚かさにやっと気づいた。
……気付けた。

贔屓なしにいろんなことを知った私は、もうあの子を身内と見ることはできなくなってました。
今まで言われたことが嘘で塗り固めた言葉だった事に、落胆するしかできなくて……。

今回の件は、別の人なら…。
たとえばそんなふうに、騙された相手じゃなければ。
今回のあのこと同じ行動をとったとしても、出奔するほど嫌だと思うことはなかったでしょう。

長い時間が、ここで爆発、してしまいました(´･ω･`)
身内に甘いの、何とかしていかないと…せめて目に鱗が張り付くのだけは直さないと…ですねorz