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差別と偏見と
水が夢を渡る。
それは人の心の欠片。
ひとつの世界にとどまらず、様々な心が集う。
水はただ、それらを夢として眺め、浸る。

※ここから先はオリジナル(背後)のものですが、KOC世界においても…と思う内容となります※



知り合いの勧めで地域福祉セミナーに参加。日本に住む外国人と日本人との共生について考えるもの。
でもセミナーでのことは省略。

ただ、参加したことで深く考えたことがある。
それは、差別と偏見……なかなか消えない心の壁。

たぶん自分にも、あるもの。
外国人というと身構えてしまう。
一番大きな要因は、言葉の問題。
意思が伝えられないということは、大きな障害となる。

けれど、それだけじゃない。
これは語るのも嫌なほど、人として恥ずべきことだけど。
人種差別を否定しながらも、肌の色に惑わされてしまう部分がある。
それを自覚してるからこそ、今後も直していかなきゃ行けない課題となると思う。

さて、外に目を向けてみる。
世間には様々な差別と偏見が溢れている。
言葉の違い、文化の違い、人種の違い……そんな大まかなものだけじゃなく。
大多数の枠からはみだしたり、人より弱い存在だったりが、その餌食となる。

数ヶ月前まで、福祉系の仕事をしていた。
引越しにより辞めることになったけど、それがなければ続けていたと思う。
今度の土地でも、いずれはまた同じ仕事ができればと思う。
もっと人と身近に、コミュケーションを主とする状況での仕事がしたい。
障害者や高齢者も、これまでの歴史から見ればだいぶ改善されてきてはいるというけれど、それでもまだ弱い立場だ。
偏見による勘違いや差別に晒されている部分があるのは否めない。
それをどう取り除いていけるのか……それはこの仕事にかかわるものだけでなく、みんなで考えていくことだと思う。

それとは別のケース。
まだ私が学生のころ、知人に同性愛者がいた。
直接の知人ではなく姉の知人で、間接的に知り合った。
姉のことをお姉ちゃんと呼び、いつも姉と一緒にいた。
「姉ちゃんの妹は私一人なのに、なんであの人お姉ちゃんっていうの? いつもべったりだし」
なんとなく自分の場所を奪われたようで、少し膨れて姉に聞いた。
そのとき初めて、彼女が同性愛者だと聞いた。
姉にその気はなく、きっちりと断った。ただ、友人としてはいい人だから…と、言いにくそうに語った。
姉は私が偏見により彼女を差別することを恐れてた。
だから私はそれを捨てた。
私がひとつ偏見を捨てられたきっかけは、とても身近にあった。

自分が。家族が。大切な人が。
その対象だったらと考えたら、わかる。
理解して、受け入れることで変わるんだということが。

どんな障害も弱点も、個性でしかない。
その性質に害悪がないならば、それは受け入れられるよう努力していくべきだと思う。
たとえ結果的に受け入れなれなくても、共生のために尊重する努力をし続けていくことは必要だ。
それを放棄しては、その程度の人間にしかなれない。

そう、強く思う。



(あ、機会があれば、明日の記憶というDVDか本を見てみて欲しい)
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