好きなものは、人が作り出す作品

【音割れ修正】紅の花　sm2364179　＋　sm2754964

知人にはボカロ厨と言われるわけですが…ｗ
もちろんボカロなら全部好きと言うわけではありません。
好きなものもあれば、そうでないものもあります。
でも、聞くのはボカロ作品が多い。
私が勧める曲もボカロばかり。

ボカロ厨。それを否定することはできないけど。
じゃあ人が歌うのは駄目なのか？
いえいえとんでもないです。

だって、例えどれほどうまく作られていたとしても、プログラムが無理矢理作り出す歌は人に敵わない。
人に限りなく近づいても、それは聞く側が人である限り、どこかに違和感がのこります。
もっと遠い未来ならどうなるかはわからないけど、今はまだ無理でしょう。
その証拠に、ボカロ作品を人が歌えば、ガラリと印象が変わったりします。
（まぁ、これは個人個人の歌い方でも差が出ますが…）
人の深み、揺れ、伸び、安定、不安定、その他諸々。
人であるからこそそれを望む。

でもね（’’
人もプログラムも、完璧じゃなきゃ評価できないわけじゃない。
それぞれにいいところ、あるのです。
私がボカロを好むのは、２つの理由から。
・歌の良さ。
・調教の技術。

プロアマ問わず作れる歌を聞ける。その歌が良ければ文句ないｗ
そして、その歌を……作品を創り上げる技術。
ただ歌うだけじゃなく（いえ、ちゃんと歌えるだけでもすごいのですが）、自分ではないプログラムに、命のないものに、ちゃんと歌わせることができるその技術は、本当に素晴らしいと思うのです。
尊敬できる要素がそこに詰まっています。
違和感があるなんて判ってる。でも、それでもそれはすごく素晴らしい作品たちだと思うのですよ。



さて、最後に。人とボカロの違いを実際に聞いて見てください。
同じ歌を人とボカロが同時に歌っています。左右で別れているので、ヘッドホンで聞けば差がわかりやすいです。
人もすごいけど、ボカロだってすごいんですよ。
ただのプログラムでも、ここまでの作品が残せるのですよってことで。