[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
その窓際で、うさぎが眠っていた。
その話をしてくれたのはロストだったっけ。
ロストは異界の龍。ゆえに、彼に作られたレイは、この世界の枠からはみ出してしまっていた。
住民登録の時にも、的確なものがなく、そのときは一番近いだろうと思った水の精霊を選んだようだが……。
想い出してね
さくらの花の咲くころに
花見をしようと、約束してから1ヶ月。
もう、桜は満開だ。
女はぼんやりと煙草を吸い、ゆっくりと煙を吐き出す。
溜息のような煙は拡散して消える。
まったく……時間と言う物は、何もしなくても進んでしまう。
なかなか追いつけない。
(さて、では私はどうしようか)
自分自身に問いかけても答えは出ない。
それはそのはずだ。
何しろ答などどこにも用意されてはいないのだから。
ただ、歩く。
強いて言えば、その足跡が答に『なる』だけ。
色とりどりの品に囲まれて思う。
やはり、自分が作ったものを買ってもらえるというのは嬉しいものだ。
アイテムというものは、種類さえ同じなら、何を買っても効果は一緒。
人は効果よりもその品物に意味を見つけて買っていく。
「うわぁ、ライラ、あんま走り回らないでっ! ここはお城じゃないのよっ」
荷物の山の間を動き回られ、レイは悲鳴に近い声を上げた。
なんとか、商品を詰め込んだケースを倒される寸前で捕まえられることができたが……。
「お願いよライラ。あんまり驚かさないで。引越しが終わるまでもうちょっと我慢してね」
ため息とともに、そのつややかな背を撫でる。
ライラの雪のような白い毛は、柔らかく手とも手触りがいい。
命が伝える体温の暖かさとともに、一度は跳ねたレイの心を和ませた。
「もう少しだから」
そういって、ライラ専用のベッドに座らせた。
月に照らされ、蒼く光る雪原。
銀の髪を雪と同じ色に染め、寒気に白くけぶる息を吐きながら。
レイはそっと雪を小瓶に詰め込む。
「聖なる夜…ではないけれど、いいよね?」
呟きは白く流れ、拡散した。
それは、ある日の出来事。
朝から出かけていたロストは、留守番として残しておいたリュークから、唐突に呼び戻された。
何があったのかと問いただしても要領をえず、その慌てぶりから事態の重大さを察し、すぐ帰還した。
その直後…彼はぎょっとして立ち竦む。
日の光に輝く雪原のような色。
片手で抱え込めるほどの…小さなもの。
彼の目の前で、『それ』はすやすやと眠っていた。
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
リンクはHPのリンクページに
貴方は 人目のお客様
誕生日:08/12/01
HP:水夢 -水の見る夢-
足跡:
42 09 21 06 23 41 42 39 24 17 20 40 42
-NPC-
うさぎ:ライラ、リナ、ルナ、レナ、ロビン
保護者:ロスト
家族募集してみる。
活動範囲が被る人優先。
即決はあまりないけど、まずは気軽に声かけて下さいね。